
THE LIVELY 東京麻布十番から徒歩でアクセスできるエリアには、個性あふれるかき氷を楽しめるお店が点在しています。昨年に引き続き、今年もその中からこの夏に訪れたいおすすめのお店をピックアップしました。ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください。
昨年の記事はこちらから
◎ 美食の街、麻布・六本木で味わう技巧光るユニークなかき氷3選
HIBANA Cafe & Bar

地下鉄南北線・麻布十番駅1番出口を出て最初の角を右折し、そのまま約2分歩いた先の2つ目の角にあるカフェ&バー。普段はキューバサンドやピザなどの軽食に加え、スムージーや個性的なラテ、各種アルコールを提供していますが、暑い季節には期間限定でかき氷もメニューに加わります。昨年は10月まで販売していたそうですが、今夏の提供期間は未定とのことです。

店内は淡いグレーとターコイズブルーの壁にウッド調のインテリアを合わせ、明るく開放的な印象です。入口横の外壁がくぼんだ部分には小窓が設けられており、テイクアウトの注文・受け渡しもできるようになっています。

かき氷は全6種類。今回いただいたのは、その中でも最も人気だという「HIBANAトロピカル」と、さっぱりとしたイメージの「柚子レモン」です。

「HIBANAトロピカル」は、口縁に向かって大きく広がる段付きカップに、漫画に登場する大盛りご飯のようにこんもりと氷を盛り付けています。メロン、ブルーハワイ、いちごの3色のシロップが紙風船のように彩り、シロップは中心までしっかりと染み込んでいます。仕上げには、色とりどりのチョコスプレーを散りばめたホイップクリームをトッピング。

味わいは非常にオーソドックスなかき氷らしさがありながら、氷はふわふわの絹氷と、モヒートに入っているような粒氷の中間を思わせる絶妙な食感です。シロップとよくなじみつつも氷そのものの存在感があり、溶けにくいため最後までその食感を楽しめます。シロップの爽やかな甘さにホイップクリームのまろやかな甘さが加わり、見た目の華やかさも相まって写真映えする仕上がりです。配色を含めた盛りだくさんな見た目から、子どもにも人気だそうです。

一方の「柚子レモン」は、夏にぴったりの清涼感あふれる味わいです。柚子の香りとレモンシロップの甘さが際立ち、酸味が強すぎないため、酸っぱいものが苦手な方でも楽しめます。夏バテで何も喉を通りそうにないようなときでもかき込めてしまうほど、澄んだ味わいが印象的です。
黄色の段付きカップに三角形に盛られた氷は、デザイナーズ雑貨のような可愛らしさがあります。店の外観や内装に感じられるこだわりが、かき氷の細部にも一貫して表れているように感じました。
yelo

都営大江戸線六本木駅の3番出口から芋洗坂を下り、ひとつめの角をうどん坂方面へ折り返したY字路で右側の道に入ると、平板コンクリートで外装された雑居ビルが―――そのサイネージ横の階段を下った半地下にあるのが「yelo」です。夜は窓枠のライトが灯り赤く彩られるので、目印になります。

店内はコンパクトながら装飾が統一されており、カジュアルなバー、あるいはダイナーのような雰囲気。入口の扉横と調理場の前にはそれぞれカウンターテーブルが1台ずつあり、窓際には赤いカバーが張られた長椅子が設置されています。その向かいには5脚の椅子と5台のテーブルが配されています。

営業時間は11時から翌朝5時まで(ただし時期により変動あり。詳しくは店舗のSNSをご確認ください)。気温が下がり、街が静かになっていく夜中にも、かき氷を食べにふらっと立ち寄ることができます。メニューにはいちごのような定番から、夏限定の「スイカマスカルポーネ」のような挑戦的なものまで並び、夜には「ラムレーズン」のようなお酒入りのかき氷も提供しています。


yeloのかき氷は、削り氷を積もらせる過程で幾度も手で成形しながら何層にもわたってシロップを染み込ませていくのが特徴です。そのため、中まで掘り進めてもまるで水っぽさがなく、最後まで選んだ味を楽しむことができます。

おすすめは、1年を通して食べることのできる「ティラミス」。かき氷ならではのさっぱりとした味わいでありながら、ココアパウダーとマスカルポーネソースによって、風味は限りなくティラミスに近づいています。オープンキッチンで氷塊から繊細に削り出された氷は、口に含むと薄雲のように溶け去っていきます。ココアパウダーのパフパフした口当たりを、ソースの染みた氷で飲み下す感覚は、ほかでは味わえない、なんとも不思議なものです。

ティラミスそのものは、どちらかというとこってりと重たく、ムードを選ぶスイーツですが、このかき氷は「甘いものをさっぱり食べたい」という願いを叶えてくれる、まさにそのベン図の真ん中のような存在。

定番の「いちごミルク」も、市販のシロップのような香料の風味がなく、練乳ほどの重さもありません。
ラーメンにおいて麺がいかにスープと絡むかが重視されるように、yeloでは氷の質感とシロップの相性が計算されつくされているように感じられます。
麻布野菜菓子

THE LIVELY 東京麻布十番から徒歩約9分、麻布通り沿いのマンション1階にある「麻布野菜菓子」――昨年も訪れましたが、今年は新作がメニューに加わっていたため再訪しました。普段は「野菜で作ったちょっとだけ贅沢なお菓子」を販売している菓子店で、期間限定でかき氷も提供しています。

ANAプレミアムクラスの茶菓にも選ばれた野菜餡のどら焼きなどのお菓子を販売するスペースの横には、テーブル5席のイートインスペースが。こぢんまりとしつつも落ち着いた雰囲気で、かき氷を楽しむことができます。また、店先には2席のテラス席も用意されており、開放的な夏空の下で暑い外気と冷たいかき氷のコントラストを楽しむこともできます。クーラーの冷気が苦手な方にも利用しやすい空間です。

「麻布野菜菓子」のかき氷の特徴は、月並みなフルーツ系ではなく、主に野菜を使った創作的な味わいにあります。今回いただいた今年の新作は「とうもろこしと黒蜜のかき氷」です。口に入れた瞬間の甘さは、野菜であることを忘れさせるほどのインパクトがありながら、口に含んでいると野菜特有の青い大地の香りが残ります。

散りばめられたナッツのクッキー(クランチ)は、シルクのリボンのように薄く細やかに削られた氷の軽い口溶けにアクセントを加え、とうもろこしのショ糖を中心とした甘さにも変化が生まれます。うず高く盛られた氷の頂点には塩茹でしたとうもろこしがまぶされており、その塩味が味変の立役者となって、まとまりのある味わいの中にも最後まで楽しめる工夫が凝らされています。

もうひとつの新作「ピスタチオとプラム」にもいえることですが、こってりとしたソースと澄みきった削り氷との質感の対比も印象的です。また、このお店のかき氷は、ピスタチオや野菜など、果実やシロップのように先味の甘さが強いものとは異なり、コクの強い甘さが中味から後味にかけて追ってくる素材を使っているため、組み合わせもクリエイティブで唯一無二です。過剰な盛り付けなど見た目のインパクトで差別化を図るかき氷もあるなか、麻布野菜菓子が追求しているのは、氷という究極的にシンプルな素材に、野菜そのもののおいしさを重ねるというシックな路線です。
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THE LIVELY 東京麻布十番

ザ・ライブリー東京麻布十番は、エレガント且つ遊び心あるデザインが特徴のライフスタイルホテル。テラス付きの客室や、東京タワーの見えるバーがあり都会で味わう贅沢な時間を提供します。
<施設概要>
- 施設名:THE LIVELY 東京麻布十番(ザ・ライブリー東京麻布十番)
- 所在地:〒106-0045 東京都港区麻布十番 1-5-23
- 本件のお問い合わせ先:050-3733-9296
- アクセス:
- 東京メトロ 南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅より徒歩 3 分
- 東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅より徒歩 10 分