2024-03-19 | バーホテル紹介

【Graphic grill & bar】線路跡地のバーで、最高の一杯を味わう。ホテル内バーのご紹介。

こんばんは！HOTEL GRAPHY 渋谷のホテルスタッフYutoです。
”線路跡地のバー”というと、みなさんどんなイメージをもたれるでしょうか。

今回は、シナリオライター志望のYutoが、ホテルの中にあるバー「Graphic grill & bar」をお客様目線でご紹介いたします。ぜひ夜に、お酒と一緒にお楽しみください。

場所は渋谷。といってもにぎやかな渋谷の中心から程よく離れた並木橋。昔はここにも鉄道の駅があったという。東横線の地下化により、代官山駅から渋谷駅にかけての高架橋がなくなり、入れ替わるようにしてそこにいくつかの建物が現れた。

その一角に誕生したバー。こちらが本日紹介する「Graphic Grill & Bar」である。

バーテンダーとの出会い

店に入ってみると、まず数々の糸で彩られた「GRAPHY」の文字が出迎えてくれる。これは同じ建物にあるホテル「HOTEL GRAPHY 渋谷」のストリングスアートだ。見とれていると、笑顔にあふれるスタッフに声をかけられた。ひとりであることを伝えると、案内されたのはバーのカウンター席。着席してあたりを見回す。ほどよい賑やかさの店内は、アメリカンダイナーのカジュアルさと、バーの洗練された雰囲気がうまく掛け合わさることによって、独特の雰囲気を作り出している。ピンク色が柔らかく主張するカウンタースツールは、どこか異国の鉄道の食堂車にでもいるような錯覚をおこさせる。

席についてちょうどいいタイミングで、バーテンダーと目があった。

「今日は何にしますか？」

私はそこまでお酒に詳しくはないので、おすすめをお願いする。

至高の珈琲ハイボール

出てきたのは、珈琲ハイボール。

珈琲とアルコールとはなかなかに面白い組み合わせだ。

しかし、珈琲の香りとウィスキーの香りがお互いを邪魔することなく、すっきりとひとつの流れとなって、喉に染み渡っていく。

「ここのバーのテーマは掛け算です。様々な素材が掛け合わされることによって、今まで体験したことがないような飲み物を味わってほしい。」

店主の崎間さんはそう語る。

オールデイダイニングであるGraphic Grill & Barのもうひとつの強みである、珈琲をうまく活かした、ここならではの一杯だ。

アメリカで生まれたカクテルと・・

他にも、ここで味わえるカクテルは多彩だ。

メニューにはシグネチャーカクテルとよばれるカクテルが揃っている。

そこには、「大人のシリアルカルーアミルク」や、「グァバ珈琲マンハッタン」、「エレガントマイタイ」、「パーフェクトエスプレッソマティーニ」など興味を惹かれる名前のカクテルが並ぶ。

カルーアミルク・マンハッタン・マイ・タイ・マティーニ、ベースとなるこれらのカクテルはすべて米国発祥といわれているとのこと。それらのベースとなるカクテルと、Graphicの強みである珈琲をミックスした、ここでも「掛け算」の組み合わせが楽しめる。

誰でも楽しめるような「バー」

アルコールもさることながら、アルコールに親しみのない人や苦手な人でも、誰でも訪れてほしいと店主の崎間さんは言う。

バーと言えば、敷居が高いような、少し肩肘の張るような雰囲気がある。お酒を嗜む人たちだけのための空間、といった印象も強いだろう。しかし、彼が見ているのはそこだけではない。

「たとえお酒が飲めなくてもいいんです。うちにはノンアルコールカクテルもあるし。飲めない人や苦手な人にとって、お酒を好きになるひとつのきっかけになれたらいいなと思います。そのくらいラフに、みなさんが楽しめるようなバーにしたいです。誰でもウェルカムです！とにかく、ビビっ！ときた人、行きたい！と思ってくれた人に、ぜひ来てほしいですね。」

この店が持つ温かさや、居心地の良さ、つい何度も頼んでしまう雰囲気。まさにこの言葉を体現している。

終わりに…

Graphic Grill & Barは、渋谷や代官山、恵比寿からもアクセスが良く、ふらっと立ち寄ることができる。バーだけでなく、お酒に合わせて、食材本来の美味しさを活かした驚きや発見のある料理をいただくことも可能だ。

オリジナルカクテルだけでなく、もちろん様々なクラシックカクテルやビール、スピリッツも堪能できる。

線路の跡地にこんな場所があったとは。まだまだ渋谷の街は奥深そうだ。

さあ、今宵の一杯、あなたはどこにいきますか？